活動日記

【はじめて利用される方へ】工房きまちが目指すもの

宮城県仙台市にある就労継続支援B型事業所の工房きまちです。

時が流れるのは早いもので、6月となり今年もすでに後半戦に入りました。特に、日々目標と向き合って頑張っている方々にとっては、時間がいくらあっても足りない状況ではないでしょうか?

ちなみに私の今年の長期目標は、「時間の使い方を工夫して残業せずに早く家に帰る」でしたが、全然達成できていません。

そこで先日このような本を買ってみました。https://amzn.asia/d/aheJlIl

しかし、まだ全然読んでいないので内容は割愛します(笑)

 

話はそれましたが、今回は「工房きまちが目指すもの」というテーマで書きたいと思います。


工房きまちが目指すもの

皆さまは、どのような希望があり福祉サービスを利用したいと考えていますか?また、そのサービス提供が行われる事業所を選択する際の基準は何ですか?

弊事業所では就労継続支援B型のサービスを提供しておりますが、仙台においては(正しくは全国的に)B型事業所が乱立し飽和状態にあり、事業所間の競争が激しくなっております。支援の質での競争であれば良いことなのですが、支援とはかけ離れた内容の競争も起こり、結果的に利用者の不利益に繋がっている現状。。。

ちょっとここでは書けない内容なので、詳しく知りたい方は見学の際に聞いてください(^▽^)/

話は戻りますが、事業所がたくさんあるということは利用希望者にとっては良いこともあります。事業所を何箇所か見比べながら比較することができ、自分に合った事業所を見つけることができるからです。市町村によってはB型事業所が1~2箇所しかないところもあり、そういう点で仙台市はサービス選択の幅が広く恵まれてると言えます。

しかし、選択肢が多すぎても選びにくくなるものです。そのため、弊事業所ではどのような方を対象に何を目指しているのか簡単に説明したいと思います。

 

対象としている方

 1.精神障害のある方(精神障害の方が8~9割ほどですが、軽度~中度知的障害の方や発達障害の方もいらっしゃいます)                                   

 就労継続支援B型からのステップアップを目指している方(A型や一般就労など)

 3.人間関係や生活のことなど気軽に相談できる場所や自分の居場所を探している方

 

目指すもの

 1.生活のリズムを整え健康維持ができるようになること

 2.身の回りの自己管理ができるようになること

 3.集中力や働くための筋力・体力を付けること

 4.人間関係の課題と向き合いコミュニケーション能力や協力して仕事ができるを身に付けること

 

等々、働くための力にとどまらず将来にわたる健康維持まで幅広く対応できる「どこでも通用するチカラ」を身に着けることを目指していきます。まずはこのような「地盤」を固めます。あえて「地盤」と強調したのは、人の成長が家の建築に似ているからです。家に例えると、先ずは基礎の前に強固な地盤を作っておかないと、その上にいくら頑丈な基礎を作っても太い柱を立てても簡単に傾き崩壊してしまいます。人にとっての「地盤」とは生きるための「人間力」にあたるものだと思います。

このようなチカラを毎日の仕事を通して身に着けることを目指します。仕事の中身や仕事をすることそのものが目的と言うよりも、仕事は上記の地盤固めをするための手段であるという考え方です。

とはいっても、仕事そのものは真剣に行います。「工房きまちに仕事を頼みたい」、「工房きまちが仕事のパートナーとしていなくなってしまうと困る」と言っていただける位の仕事の質を目指します。

ここまで書くとなんだか難しそうと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、弊事業所ではもっと福祉サービスを気軽にご利用していただけるよう心がけています。福祉サービスと考えると少し取っ付き難いですが、そこら辺にあるスクールや予備校のようなイメージを持っていただけたら分かりやすいかもしれません。どちらもなりたい自分を実現するための場所や手段として共通していますから。


今回は「工房きまちが目指すもの」というテーマで書きましたが、いかがだったでしょうか?福祉サービスを利用する際には、利用希望者とサービスを提供する事業所とのマッチングが非常に大切です。弊事業所が皆様の希望に当てはまる場合にはお気軽にご連絡ください。少しでも皆様の事業所選択の一助になれば幸いです。

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